センス・オブ・ワンダーもうひとつの庭へ

駿東郡長泉町 ヴァンジ彫刻庭園美術館 TEL.055-989-8787

開催期間:2020年3月20日(金・祝)~10月31日(土)(会期延長)

『沈黙の春』の著者として知られる海洋生物学者のレイチェル・カーソン(1907〜1964)は、遺作となった『センス・オブ・ワンダー』のなかで、子ども時代からの自然とのかかわりにおいて「センス・オブ・ワンダー—神秘さや不思議さに目を見はる感性」を持つことの大切さを説いている。7名の作家、杉戸洋(1970〜)、須藤由希子(1978〜)、ロゼリネ・ルドヴィコ(1969〜、ブラジル生まれ)、クリスティアーネ・レーア(1965〜、ドイツ生まれ)、須田悦弘(1969〜)、川内倫子(1972〜)、テリ・ワイフェンバック(1957〜、アメリカ生まれ)が、澄んだ眼差しと繊細な好奇心を持ち、私たちが見過ごしてしまっている世界をそれぞれの表現方法で視覚化し、伝えようとしている姿に注目し、その作品を紹介する。