クールベと海展フランス近代 自然へのまなざし

港区 パナソニック汐留美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2021年4月10日(土)~6月13日(日)

山々に囲まれて育ったギュスターヴ・クールベ(1819〜1877)は、22歳で初めて海を目にして感動し、特に1860年代以降は、海の風景画を好んで描いたが、それまでの時代に描かれていた物語性や感傷性に富む海とも、後の世代が描いた海水浴の情景などレジャーの場としての海とも異なる視点で描かれている。今展では、クールベの海をはじめとする風景画や狩猟画、動物を描いた絵画と、モネやミレーなど他の画家たちが海を描いた絵画など、あわせて約80点を展示し、自らの目で見た「あるがまま」の現実の姿を描きとめたレアリスム(写実主義)の画家クールベの風景画にみられる特徴を紹介する。現在、臨時休館中のため、5月31日(月)まで、ホームページで学芸員による作品解説(ギャラリートーク)の動画を公開している。6月1日(火)より日時指定予約制にて開館。

山梨県立美術館 2020年9月11日(金)〜11月3日(火・祝)(終了)
ふくやま美術館 2020年12月19日(土)〜2021年2月21日(日)(終了)