ウィリアム・モリス原風景でたど原るデザインの軌跡

奈良市 奈良県立美術館 TEL.0742-23-3968

開催期間:2021年6月26日(土)~8月29日(日)

芸術家、詩人、作家、思想家、社会運動家など、多彩な分野で活躍したウィリアム・モリス(1834〜1896)は、19世紀のイギリスを代表する偉人として知られ、芸術と生活の統一を目指してモダン・デザインを提唱したアーツ・アンド・クラフツ運動を先導した。モリスの幼少期や学生時代から晩年にいたるまで、デザイナーとしてのモリスの生涯をたどる。モリスの作品45点、モリスの仲間たちによる作品35点、写真家・織作峰子(1960〜)が撮影したモリスにちなむ風景などの写真 21点を展示。奈良県出身の近代陶芸家で、モリスを日本へ紹介した先達の一人である富本憲吉(1886〜1963)の作品(奈良県立美術館蔵)も同時開催で展示する。