りんご宇宙 —Apple Cycle / Cosmic Seed

弘前市 弘前れんが倉庫美術館 TEL.0172-32-8950

開催期間:2021年4月10日(土)~8月29日(日)

イギリスの現代アーティスト、ケリス・ウィン・エヴァンス(1958〜)による新作コミッションワークを基点に、異なるテーマのもとに、春夏と秋冬のふたつのプログラムを実施する。美術館の吹き抜け空間に合わせて構想したエヴァンスの巨大な作品《Drawing in Light (and Time) ...suspended》(2020年)は、りんごの断面のフォルムや万有引力の公式、惑星の軌道といったモチーフをグラフィカルに組み合わせた光の彫刻。第一部となる春夏プログラムでは、弘前市が全国一の生産量を誇る「りんご」をめぐる豊かな思考と想像に着目し、雨宮庸介(1975〜)、河口龍夫(1940〜)、タカノ綾(1976〜)、和田礼治郎(1977〜)、ジャン=ミシェル・オトニエル(1964〜)、笹本晃(1980〜)、潘逸舟(ハン・イシュ、1987〜)による多様な作品を紹介する。