もうひとつの江戸絵画 大津絵

千代田区 東京ステーションギャラリー TEL.03-3212-2485

開催期間:2020年9月19日(土)~11月8日(日)

江戸時代、無名の絵師たちが宿場で東海道の旅人におみやげ品として即売した大津絵。仏画からはじまり「藤娘」や「鬼念仏」などの世俗画が人気を博したが、明治以降は急速にすたれていった。しかし美術品としての魅力に気づいた人々がコレクションを始める。今展では、明治末の文人画家・富岡鉄斎(1837〜1924)、洋画家・浅井忠1856〜1907)にはじまり、大正期の山内神斧(やまうち・しんぷ、1886〜1966)、民藝運動の主唱者・柳宗悦(1889〜1961)、戦後の洋画家・小絲源太郎(1887〜1978)らのコレクターを紹介。日本民藝館などが所蔵する作品約150点を展示する。

福島県立美術館 2020年5月19日(火)〜6月28日(日)(終了)