ひょうごゆかりの古陶磁—丹波焼・三田焼・王地山焼—開館15周年記念

篠山市 兵庫陶芸美術館 TEL.079-597-3961

開催期間:2020年12月12日(土)~2021年2月21日(日)

近年新たに兵庫陶芸美術館の収蔵作品に加わった丹波焼とその周辺地域で作られた三田焼、王地山焼を紹介。江戸時代、伊丹や灘では良質な酒が醸造され、酒を運搬・貯蔵、注ぐための容器としてさまざまな形状の徳利が作られた。園芸の文化も開花し、植木鉢や水生植物とともに金魚などを入れて鑑賞するための睡蓮鉢が作られた。これら徳利や植木鉢、睡蓮鉢の他、葉茶壺や油壺など、暮らしの中で使用されたやきものを多数展示。また、江戸時代後期に知識人らを中心に流行した「煎茶の道具立て」や「文房飾り」、「料理の卓飾り」など風雅な文人趣味の生活を現代的にアレンジ・再現する。