とびたつとき池田満寿夫とデモクラートの作家

宇都宮市 宇都宮美術館 TEL.028-643-0100

開催期間:2023年4月30日(日)~6月18日(日)

池田満寿夫(1934〜97)は、画家を志して上京し、東京藝術大学の受験を3度失敗。1955年に出会った愛嘔(あいおう、1931〜)を通じて、デモクラート美術家協会を創設した瑛九(えいきゅう、1911〜60)や、その動きや参加する若い作家たちを支援した美術評論家・久保貞次郎(1909〜96)を知り、銅版画制作を始めた。池田とデモクラートの多くの作家たちの作品は、1957年の第1回東京国際版画ビエンナーレ展に入選。さらに池田の作品は1966年のヴェネチア・ビエンナーレで版画部門国際大賞を受賞し、国際的な評価を受けた。今展では、1950年代から1966年頃までの池田満寿夫の作品とともに、池田が影響を受け、また交遊のあった作家の作品を紹介し、当時世界を席巻した日本の版画を振り返る。

和歌山県立近代美術館 2023年2月4日(土)〜4月9日(日)(終了)
長野県立美術館 2023年9月9日(土)〜11月5日(日)
広島市現代美術館 2024年1月20日(土)〜3月17日(日)