長谷川利行展

足利市 足利市立美術館 TEL.0284-43-3131

開催期間:2018年11月13日(火)~12月24日(月・振休)

京都山科に生まれた長谷川利行(1891〜1940)は初め文学を志し、歌集を出版したりしていたが、1921年に上京後、独学で画業を始め、前田寛治(1896〜1930)、靉光(1907〜1946)、麻生三郎(1913〜2000)、井上長三郎(1906〜1995)らと交流。二科展や一九三○年協会展で受賞を重ね、個展を開催する支援者やコレクターを得ていたが、生来の放浪癖から生活は破綻し、極貧のうちに東京市養育院で人知れず没した。今展では、「Ⅰ 上京-1929 日暮里:震災復興の中を歩く」「Ⅱ 1930-1935 山谷・浅草:街がアトリエになる」「Ⅲ 1936-死 新宿・三河島:美はどん底から生じる」の3章構成で、新発見作品を含む油彩、水彩、素描など約140点を展示し、その画業を再検証する。

福島県立美術館 2018年3月24日(土)〜4月22日(日)(終了)
府中市美術館 2018年5月19日(土)〜7月8日(日)(終了)
碧南市藤井達吉現代美術館 2018年7月21日(土)〜9月9日(日)(終了)
久留米市美術館 2018年9月22日(土)〜11月4日(日)(終了)