鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開

千代田区 東京国立近代美術館 03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2019年11月1日(金)~12月15日(日)

美人画で上村松園と並び称された日本画家・鏑木清方(1878〜1972)の代表作として知られながら、1975年以来所在不明となっていた《築地明石町》(1927年)と、あわせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》(いずれも1930年)を新しく収蔵したのを記念し、三部作のお披露目を行なう。展覧会では、重要文化財《三遊亭円朝像》(1930年)や、12幅対の《明治風俗十二ヶ月》(1935年)をはじめとする、東京国立近代美術館所蔵の清方作品13件、清方の一番弟子である伊東深水(1898〜1972)が描いた《清方先生寿像》(1953年)を展示。さらに、清方が小説家・川口松太郎に贈った新出作品《鶴八》(制作年不詳)が特別出品される。