起点としての80年代

金沢市 金沢21世紀美術館 TEL.076-220-2800

開催期間:2018年7月7日(土)~10月21日(日)

金沢21世紀美術館は「1980年以降に制作された新しい価値観を提案する作品」を収集方針のひとつに掲げている。今展では、今日の現代美術では当たり前になったパフォーマンスと呼ばれる身体表現や空間全体を作品化するインスタレーション、メディアアートや社会・地域との関係性、作家の日常を大切にする感性などの表現の「起点」を80年代の表現に求める。「Ⅰ. メディウムを巡って」「Ⅱ. 日常とひそやかさ」「Ⅲ. 関係性」「Ⅳ. 記憶・アーカイヴ・物語」の4章構成で、石原友明(1959〜)、今村源(1957〜)、大竹伸朗(1955〜)、岡崎乾二郎(1955〜)、川俣正(1953〜)、杉山知子(1958〜)、諏訪直樹(1954〜1990)、辰野登恵子(1950〜2014)、戸谷成雄(1947〜)、中村一美(1956〜)、中原浩大(1961〜)、日比野克彦(1958〜)、藤本由紀夫(1950〜)、舟越桂(1951〜)、松井智惠(1960〜)、宮島達男(1957〜)、森村泰昌(1951〜)、横尾忠則(1936〜)、吉澤美香(1959〜)の80年代の作品を紹介。

高松市美術館 2018年11月3日(土)〜12月16日(日)
静岡市美術館 2019年1月5日(土)〜3月24日(日)