茶の湯の名碗「高麗茶碗」

中央区 三井記念美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2019年9月14日(土)~12月1日(日)

朝鮮半島で16世紀に日常品として焼かれた茶碗が、室町時代末期、佗茶の茶風により見立てられ、それまでの唐物茶碗に替わって「高麗茶碗」として流行。16世紀末から17世紀初めには、日本向けに焼かれるようになった。17世紀から18世紀中頃まで、対馬藩の贈答品として釜山の倭館内でやかれたものもある。今展では、こうした高麗茶碗のさまざまな作例125件を集めて、その魅力を紹介。会期中展示替えあり。