能と樂茶碗幽玄と侘び—形の奥にある美意識

京都市 樂美術館 TEL.075-414-0304

開催期間:2018年3月17日(土)~6月24日(日)

能と茶の湯は、表現を異にするジャンルとはいえ互いに影響を与えている。たとえば、茶道具の中には、能の謡、演目に因む意匠や銘などが多く見られる。かつては茶事の席で客と亭主が互いに謡を披露し、楽しむこともあったという。今展では、とくに能面と樂茶碗に焦点を当て、幽玄美と侘びの共演、共通する美意識を探る。