線の造形、線の空間—飯塚琅玕齋と田辺竹雲斎でめぐる竹工芸

港区 菊池寛実記念 智美術館 TEL.03-5733-5131

開催期間:2018年4月14日(土)~7月16日(月・祝)

大正、昭和期になると竹工が職人的な技芸を超えて、個人の表現として追求されるようになった。今展では、その時期に東京を拠点に活躍した飯塚琅玕齋(1890〜1958)と大阪・堺を拠点に活躍した初代田辺竹雲斎(1877〜1937)を中心に、琅玕齋の兄・二代飯塚鳳齋(1872〜1934)、琅玕齋の息子・飯塚小玕齋(1919〜2004)、二代竹雲斎(1910〜2000)、三代竹雲斎〈1941〜2014〉、四代竹雲斎(1973〜)の作品あわせて120点余を展示。大正から現在までの竹工芸作品を見渡し、「線」による立体造形の魅力を紹介する。