糸のみほとけ—国宝 綴織當麻曼荼羅と繍仏—

奈良市 奈良国立博物館 TEL.050-5542-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2018年7月14日(土)~8月26日(日)

飛鳥時代から奈良時代にかけて、織成仏(しょくせいぶつ、綴織(つづれおり)の仏像)や繍仏(しゅうぶつ、刺繍の仏像)は、堂宇の本尊ともされる重要なほとけだった。国宝《綴織當麻曼荼羅(つづれおりたいままんだら)》(奈良時代または中国・唐、奈良・當麻寺)の4年間にわたる修理完成を記念する今展では、国宝《天寿国繍帳》(飛鳥時代、奈良・中宮寺)、同《刺繍釈迦如来説法図》(奈良時代または中国・唐、奈良国立博物館)、《刺繍霊鷲山釈迦如来説法図》(中国・唐、大英博物館)をはじめとする織成仏と繍仏の代表作(国宝9件、重要文化財34件を含む)138件を一堂に集める。