田中一村展生誕110年　奄美に魅せられた日本画家

晩年を奄美の花鳥や風景を描いて過ごした日本画家・田中一村（1908〜1977）の生涯の画業をたどる展観。若き南画家として活躍した東京時代（1913〜1938、5〜30歳）、動植物や風景などの写生にもとづいて生まれた多様な様式の千葉時代（1938〜1958、30〜50歳）、新境地を切り拓いた奄美時代（1958〜1977、50〜69歳）の作品あわせて118件と資料を展示する。