横浜美術館開館30周年記念　生誕150年・没後80年記念　原三溪の美術　伝説の大コレクション

生糸貿易で財をなした実業家・原三溪（1868〜1939、本名：富太郎）の芸術との関わりについて「コレクター」「茶人」「アーティスト」「パトロン」の四つの側面から紹介。横浜・本牧に京都や鎌倉などから歴史的建造物17棟を移築した日本庭園「三溪園」を築き、収集した古美術を同時代の画家たちの閲覧に供したり、茶事を催したり、自らも絵筆を取った。5,000点を超えるコレクションは、現在、国内各地の美術館や博物館を代表する所蔵品となり、あるいは個人などに受け継がれている。今展では、三溪の旧蔵品より、国宝・重要文化財30件以上を含む約150件が横浜に里帰りする。会期中展示替えあり。