珠玉の村山コレクション〜愛し、守り、伝えた〜Ⅲ. 茶の道にみちびかれ

大阪市 中之島香雪美術館 TEL.06-6210-3766

開催期間:2018年7月7日(土)~9月2日(日)

朝日新聞社の創業に関わった村山龍平(1850〜1933)の収集した日本と東アジアの古美術品を収蔵している香雪美術館(神戸市・御影)では、開館45周年を記念し、2番目の美術館として大阪・中之島に、中之島香雪美術館を開設し、コレクションのさらなる公開と普及を進める。開館から1年間は、村山が収集した美術品から、重要文化財19点、重要美術品23点をはじめとする選りすぐりの作品300余点を5期に分けてテーマ別に展示。古田織部が考案し、藪内流初代・藪内剣仲(やぶのうちけんちゅう、1536〜1627)に贈った茶室「燕庵(えんなん)」(京都)を写した重要文化財「玄庵(げんなん)」(御影)を忠実に再現した「中之島玄庵」を常設展示する。第Ⅲ期展では、村山が収集し茶会で用いた茶道具約80点を紹介。