狩野芳崖と四天王近代日本画、もうひとつの水脈

港区 泉屋博古館分館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2018年9月15日(土)~10月28日(日)

室町時代以来、400年以上にわたって将軍家や諸大名の御用絵師として画壇の中心にいた狩野派は、江戸幕府の崩壊とともに終焉を迎えたが、長府藩(現・下関市)御用絵師の家に生まれた狩野芳崖(1828〜1888)は、お雇い外国人アーネスト・F・フェノロサ(1853〜1908)に見出されたことから、日本画革新運動に励み、近代日本画の父と称されるようになった。今展では、晩年の芳崖に師事し「芳崖四天王」として将来を嘱望されながら、芳崖の死後、次第に表舞台から姿を消していった岡倉秋水(1867〜1950)、岡不崩(1869〜1940)、高家肖哲(1866〜1945)、本多天城(1867〜1946)の知られざる人とその画業を初めて正面から紹介する。

福井県立美術館 2017年9月15日(金)〜10月22日(日)(終了)
山梨県立美術館 2017年11月3日(金・祝)〜12月17日(日)(終了)