源信 地獄・極楽への扉1000年忌特別展

奈良市 奈良国立博物館 TEL.050-5542-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2017年7月15日(土)~9月3日(日)

仏教の世界観である地獄と極楽は、平安時代に恵心僧都源信(えしんそうずげんしん、942〜1017)が、膨大な経典の記述を踏まえて著わした『往生要集』(985年)により具体的なイメージが与えられ、絵画・彫刻・工芸などの多彩な作品が生み出された。源信の生まれた奈良の地で、その生涯をたどる。滋賀・聖衆来迎寺の国宝《六道絵》(鎌倉時代、13世紀)15福が11年ぶりに一堂に会するのをはじめ、源信の影響下で生まれた国宝22件、重要文化財65件を含む136件を展観。展示替については【出陳品一覧】を参照のこと。