浜口陽三展 あるかがやき森芳雄の作品とともに

中央区 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション TEL.03-3665-0251

開催期間:2018年4月27日(金)~7月22日(日)

銅版画家・浜口陽三(1909〜2000)は、東京美術学校(現・東京藝術大学)彫塑科に入学したが、1930年には大学を中退してパリに渡り、油彩、水彩、銅版画など幅広い創作活動を行ない、1939年に帰国して自由美術協会に創立会員として参加。洋画家・森芳雄(1908〜1997)は、1931〜34年にパリに遊学し、その間、サロン・ドートンヌに入選。1939年より自由美術協会に参加した。浜口が本格的に銅版画の制作を始めたのは森芳雄のアトリエを間借りしていた1950年頃で、1953年に再び渡仏してからは、パリに定住して制作を行なった。今展では、二人の交流を軸に、浜口の銅版画他約50点と、森の油彩画6点、素描や資料を紹介する。