浅井忠の京都遺産京都工芸繊維大学 美術工芸コレクション

港区 泉屋博古館分館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2017年9月9日(土)~10月13日(金)

洋画家・浅井忠(1856〜1907)は、パリ万博の視察と西洋画研究のため、1900年より2年あまりフランスに滞在。全盛期のアール・ヌーヴォーの洗礼を受けてデザインへの強い関心を持つようになった。帰国後、京都高等工芸学校(京都工芸繊維大学の前身のひとつ)に招かれて拠点を京都に移し、亡くなるまでの6年間、京都の地で関西絵画壇の発展に尽力し、京都工芸界に新風を巻き起こした。教材としてパリから持ち帰った陶磁器やポスター、浅井忠や周辺の画家たちの絵画作品、浅井忠の工芸デザインや生徒たちの作品など、出品点数約100件。

泉屋博古館(京都) 2017年5月20日(土)〜7月9日(日)(終了)