没後40年 熊谷守一生きるよろこび

千代田区 東京国立近代美術館 03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2017年12月1日(金)~2018年3月21日(水・祝)

明治から昭和におよぶ97年の生涯を画業に捧げた熊谷守一(1880〜1977)。東京美術学校では、夭折の画家、青木繁とともに黒田清輝らの指導を受けた。その後、さまざまな探究を重ね、戦中から戦後にかけて、くっきりした輪郭線と色を特徴とする独自の画風を完成する。最新の研究成果を踏まえて行なう、東京で久々に開かれる大規模な回顧展となる今展では、「1.闇の守一:1900-10年代」「2.守一を探す守一:1920-50年代」「3.守一になった守一:1950-70年代」の3章と、守一の5つの謎のコラム「《轢死》を回す」「赤い線を引く」「海外作家にまねぶ」「たくさん作る」「動く絵」に沿って、油彩200点、水墨8点、書7点、彫刻3点、スケッチ47点、資料を展示する。(水墨、書、スケッチは展示替あり。)