池大雅天衣無縫の旅の画家

京都市 京都国立博物館 TEL.075-525-2473(テレホンサービス)

開催期間:2018年4月7日(土)~5月20日(日)

江戸時代中期の京都画壇の活況のなかで、与謝蕪村(1716〜1784)とともに「南画の大成者」と並び称される池大雅(1723〜1776)の85年ぶりの大回顧展。1933年に恩賜京都博物館(現在の京都国立博物館)で開催された「池大雅遺墨展覧会」では、約120件の作品が出品されたが、今展では162件という過去最大規模の作品・資料を展観。現在指定されている国宝3件、重要文化財13件の全てが出品される。初期から晩年までの代表作を集めるのはもとより、その人となりや幅広い交友関係についても紹介。書家としても知られる大雅の画に添えられた自賛の文字も多彩な書体を駆使して見応えがある。