江戸の琳派芸術

千代田区 出光美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2017年9月16日(土)~11月5日(日)

姫路藩主・酒井家の次男に生まれた酒井抱一(1761〜1828)は、およそ100年前に京都で活躍した尾形光琳(1658〜1716)の作風に傾倒し、再創造することにより、のちに「江戸琳派」と呼ばれる作品を生み出した。2001年の「琳派の華 酒井抱一」展以来、出光美術館では16年ぶりとなる「江戸琳派」が主役の展覧会。代表作《風神雷神図屏風》をはじめとする抱一と、その弟子の中でもより光琳を志向したといわれる鈴木其一(1796〜1858)の二人の、出光美術館が所蔵する初公開作品数件を含むほぼすべての作品に加え、注目される個人蔵の作品も展示する。