横尾忠則 HANGA JUNGLE開館5周年記念展

1960年代にグラフィック・デザイナーとして世界的に注目を集め、1981年に「画家宣言」を行って画家に転身した横尾忠則（1936〜）は、その活動の初期から現在まで版画の制作に取り組んできた。今展は、版画の枠を超えた「超版画」の意味をこめて世界的に通用する「HANGA」と、横尾の表現の多様性とジャングルのイメージを重ね合わせた「JUNGLE」をキーワードとし、新作を含むほぼ全版画に相当する約230点と、これまでポスターと見なされてきた作品約20点をあわせ、約250点を展示する大回顧展。