東西数寄者の審美眼—阪急・小林一三と東急・五島慶太のコレクション

世田谷区 五島美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2018年10月20日(土)~12月9日(日)

阪急電鉄・阪急百貨店の創業者・小林一三(いちぞう、雅号「逸翁」、1873~1957)と、東急グループの基礎を築き上げた五島慶太(雅号「古経楼」、1882~1959)は、いずれも鉄道事業を基盤とする多様な事業を展開し、文化事業にも取り組んで、豊かな現代社会の創出に寄与した。その傍ら「数寄者」として茶の湯の交流を楽しみ、それぞれが蒐集した美術工芸品のコレクションは、逸翁美術館(大阪)と五島美術館(東京)に結実している。両館の共同企画により、両館の相似性や特色がうかがえる絵画、書、陶芸、漆芸などコレクション50点程度ずつを出品。両氏の交流についても紹介する。

逸翁美術館(大阪) 2018年8月25日(土)〜10月14日(日)(終了)