東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展

札幌市 北海道立近代美術館 TEL.011-644-6882

開催期間:2019年6月8日(土)~7月28日(日)

日本画家・東山魁夷(1908〜1999)が10年の歳月をかけて完成した奈良の唐招提寺御影堂の障壁画全68面(第一期1975年、第二期1980年)を、北海道で初めて特別再現展示。中国から来日し、唐招提寺を開基した鑑真(688〜763)の肖像彫刻・国宝《鑑真和上坐像》(8世紀)を奉安する御影堂は、毎年6月6日の開山忌の前後あわせて3日間だけ公開されているが、2015年に始まった約5年かかる平成大修理のため、障壁画の寺外での展示が行なわれている。日本や中国各地で取材を重ねたスケッチや下絵などもあわせて展示し、構想から完成にいたる画家の足跡もたどる。