杉浦邦恵 うつくしい実験ニューヨークとの50年

目黒区 東京都写真美術館 TEL.03-3280-0099

開催期間:2018年7月24日(火)~9月24日(月・振休)

1963年、20歳のときに単身渡米した杉浦邦恵(1942〜)は、シカゴ・アート・インスティテュートでモホイ=ナジの教え子だったハリー・キャラハンやアーロン・シスキンドに写真を学ぶ。学生時代から、白黒フィルムでの二重露光やカラーモンタージュ、魚眼レンズの使用などさまざまな実験を繰り返した。卒業後の1967年、拠点をニューヨークに移し、現在まで50年を超える年月を、独自の世界観と手法、様式の追究に捧げてきた。「1. 孤 1966-1967」「2. フォトカンヴァス/写真—絵画/フォトコラージュ:1968-1981」「3. フォトグラムとインスタレーション 1980-」「4. アーティスト/科学者/ボクシングの書類/親愛な シリーズ:1999-」「5. DGフォトカンヴァス 2009-」の5章構成で75点の作品を紹介する。