春燦燦—清婉峭雅の系譜

京都市 相国寺承天閣美術館 TEL.075-241-0423

開催期間:2018年4月1日(日)~6月24日(日)

清婉峭雅(せいえんしょうが)とは、きよらかで美しく、おごそかで気品がある、の意味。中世の相国寺文化圏を代表する相国寺の高僧・絶海中津(ぜっかいちゅうしん、1334〜1405)の詩文を賛美した、中国明代の高僧・道衍(どうえん、1335〜1418)の言葉だという。今展では、室町水墨画から近世絵画、中国絵画、肖像、和歌百首など、相国寺、金閣、銀閣に伝来の多彩な名品群により、相国寺に連綿と続く美の世界を披露する。