明治からの贈り物—明治150年記念—

静嘉堂を設立した岩崎彌之助（1851～1908、三菱第二代社長）と岩崎小彌太（1879～1945、三菱第四代社長）父子が収集したコレクションには、彼らと同時代の近代の作品も数多く含まれている。近代日本画で初めて重要文化財の指定を受けた橋本雅邦《龍虎図屏風》（1895年）、岩崎家高輪本邸（現・関東閣）のビリヤード・ルームに飾られていた黒田清輝《裸体婦人像》（1901年）、刺繍・金工・七宝・漆芸・陶磁器など明治の工芸品など37件を展示する。会期中、一部展示替、場面替あり。