日本美術のススメ—キーワードと巡るぶらり古画探訪—

高崎市 群馬県立近代美術館 TEL.027-346-5560

開催期間:2017年7月15日(土)~8月27日(日)

戸方庵(こほうあん)井上コレクションは、高崎の実業家で文化人だった井上房一郎(1898〜1993)氏が収集した、中国の南宋から清時代、日本の平安から江戸時代にわたる古書画のコレクションで、1974年、群馬県立近代美術館の開館を機に寄贈された。今展は、「屏風」「六曲一双」「たらしこみ」「切箔(きりはく)」「水墨画」といった、絵画の名称、形、数え方、技法や表現に関する用語をキーワードとして、作品とともに解説する。画材、下絵、画法書、掛軸の箱や箱書などについても紹介。戸方庵井上コレクションを中心に、県内外からも多数の名品の出品をあおぎ、90件を展示する。前期(〜8月6日)、後期(8月8日〜)で一部展示替えを行なう。【出品作品リスト】