日本民藝館所蔵品による 手仕事の日本—柳宗悦(やなぎむねよし)のまなざし

仙台市 仙台市博物館 TEL.022-225-3074

開催期間:2018年4月20日(金)~6月3日(日)

大正時代末期、思想家・柳宗悦(1889〜1961)は、手仕事により作られた日常の生活用具のなかに美を見出し「民藝(みんげい)」と名付けて、仲間とともに全国を旅して優れた民芸品を収集、1936年、東京・駒場に日本民藝館を創設した。柳が著書『手仕事の日本』(1948年)に取り上げた各地の作品、東北地方の民芸品や、芹沢銈介による幅13メートルを超える大作《日本民藝地図》(1941年)など、日本民藝館所蔵の優品118件により、日本の手仕事文化を紹介する。