日本の書—和歌と詩のかたち

京都市 泉屋博古館 TEL.075-771-6411

開催期間:2019年5月25日(土)~6月30日(日)

泉屋博古館が所蔵する住友コレクションより、かな古筆の白眉とされる《寸松庵色紙》(伝紀貫之、平安時代)をはじめ、平安から鎌倉時代に高揚し、長く書き継がれた和歌の造形を紹介する。ことに天皇、公家から町人まで階層を越え交流した江戸初期の文化人の生み出した一行書など、新たな詩歌表現の形にも注目。重要文化財《布袋図》(月光正印(中国・元時代の禅僧)賛、黙庵霊淵(日本・南北朝時代)画)が特別出品される。