川勝コレクション 鐘溪窯 陶工・河井寬次郎河井と川勝—友情が生んだ珠玉の大コレクション

京都市 京都国立近代美術館 TEL.075-761-9900(テレホンサービス)

開催期間:2019年4月26日(金)~6月2日(日)

京都国立近代美術館は、近代日本を代表する陶工・河井寬次郎(1890〜1966)の作品425点(川勝コレクション)を所蔵している。河井が初めて個展を開いた1921年、当時髙島屋東京支店の宣伝部長だった川勝堅一(1892〜1979)と出会い、生涯親交を結ぶこととなった。川勝コレクションは、初期から晩年にいたるまでの河井の代表的な作品を網羅したもので、その仕事の全貌を物語る「年代作品字引」といわれている。今展では、このコレクションの中から河井寛次郎作品約250点を一堂に展示するとともに、河井と交友関係のあった濱田庄司、バーナード・リーチ、富本憲吉らの作品をあわせて紹介。また、コレクション全425点を収録した作品集を新たに刊行(光村推古書院)した。