家康の肖像と東照宮信仰

岡崎市 岡崎市美術博物館 TEL.0564-28-5000

開催期間:2017年6月3日(土)~7月17日(月・祝)

岡崎城で生まれた徳川家康(1542〜1616)は、江戸幕府を開いて260年余におよぶ天下太平の礎を築いた。駿府城で生涯を閉じた後は神格化され「東照大権現」を祀る東照宮が各地に建立された。德川記念財団の所蔵資料を中心に、家康ゆかりの寺社に伝わる家康の肖像を展示し、容貌や構図の変遷、その制作意図や時代背景を探る。さらに、家康没後400年に際して行われた画像調査の成果をもとに、歴代将軍の肖像画と自筆の書画を一堂に会し、その実像に迫る。さまざまな資料により東照宮信仰のあり方についても紹介。