堂本印象 創造への挑戦リニューアルオープン記念

堂本印象美術館は、日本画家の堂本印象（1891〜1975）によって1966年10月に設立され、1992年に京都府立として再開館。京都府では創立50周年を記念して2017年より大規模工事を行った。リニューアルオープン記念展の第一弾として、ひとつの様式に安住することなく常に新しい日本画を追求し続けた堂本印象の多彩な画業を紹介。大正時代の出世作《調菊図》（1921年、永青文庫蔵、前期展示）は、26年ぶりの公開。最晩年に最高裁判所のために描いた長さ11メートルの巨大額絵《豊雲》（1974年）も特別展示する。印象自らが建てた美術館に、初期から晩年までの傑作が一堂に集う貴重な機会となる。前期（〜4月30日）、後期（5月2日〜）で一部展示替えあり。美術館庭園では、京都彫刻家協会が野外彫刻展を開催（〜5月6日）。