国宝 一遍聖絵と時宗の名宝時宗二祖上人七百年御遠忌記念

京都市 京都国立博物館 TEL.075-525-2473(テレホンサービス)

開催期間:2019年4月13日(土)~6月9日(日)

浄土教の一宗派である時宗は、鎌倉時代後期に宗祖一遍(1239〜1289)によって開かれたが、一遍の没後、二祖の真教(1237〜1319)が教団として整備し、大きく発展させた。真教上人の700年遠忌を記念する今展では、時宗の歴史を伝えるゆかりの名宝を一堂に展観。国宝《一遍聖絵》(神奈川・清浄光寺(遊行寺)蔵)全12巻を、関西では17年ぶりに全巻展示(前後期で巻き替え)するのをはじめ、新発見作品の行快作《阿弥陀如来立像》(京都・聞名寺蔵)や、秘仏の《毘沙門天立像》(京都・極楽寺蔵)などを公開し、新たな研究成果も紹介する。