光琳と乾山芸術家兄弟 響き合う美意識

港区 根津美術館 TEL.03-3400-2536

開催期間:2018年4月14日(土)~5月13日(日)

根津美術館のこの時期恒例となっている国宝《燕子花図屏風》の公開に伴い、今年は作者の尾形光琳(1658〜1716)の弟・乾山(けんざん、1663〜1743)を取り上げる。乾山はやきものの世界に新風を巻き起こした陶芸家として知られるが、趣のある書画も多数残している。ふたりの芸術家兄弟のあいだにどのような美意識の交流があったのかを探り、それぞれの魅力についても再考する。