作品寄贈記念展 ORIGAMI〜“神宿る手”吉澤章のまなざし〜

創作折り紙作家・吉澤章（1911〜2005）は、日本の折り紙を独創的な芸術の域にまで高め、世界共通語の「ORIGAMI」として広めた。作品の一部が紙の博物館に寄贈されたことを記念する今展では、1955年に初の海外個展としてアムステルダム市立美術館で展示され、2004年に返還されるまで50年にわたって行方不明となっていた作品を紹介。さらに、94年の生涯の中で創作した中でも代表作を中心に展示する。