下絵と素描から知る上村松園〜絵師としての気概〜

奈良市 松伯美術館 TEL.0742-41-6666

開催期間:2019年7月13日(土)~10月6日(日)

外見の美しさだけではなく感情や人間性を追求した独自の美人画を描き、女性初の文化勲章を受章した京都の日本画家・上村松園(1875〜1949)。松伯美術館が所蔵する初期から晩年までの多数の下絵や素描を展示し、松園がどのように思索を重ね、理想の絵画世界を創造していったのかを紹介。重要文化財《母子》(1934年、東京国立近代美術館蔵)の下絵を初公開する。