ル・コルビュジエの芸術空間国立西洋美術館の図面からたどる思考の軌跡

台東区 国立西洋美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2017年6月9日(金)~9月24日(日)

2016年に世界文化遺産に登録された国立西洋美術館を設計したル・コルビュジエ(1887〜1965)の構想のプロセスを、設計の過程で描いた習作画面をもとに紹介。1)芸術の総合:広場(エスプラナード)、2)螺旋型に鑑賞する、3)卍型に施設を附属する、4)建物のファサードをなくす、5)太陽の光を採り入れる、6)芸術の総合:19世紀大ホール、の6つのセクションで構成。現存する302点におよぶ本館設計に関わる資料の中から、厳選した34点の図面やスケッチの複製を用いて、プロトタイプをどのように日本側の希望と上野という敷地に適応させていったのかをたどる。