サウジアラビア、オアシスに生きる女性たちの50年—「みられる私」より「みる私」

吹田市 国立民族学博物館 TEL.06-6876-2151

開催期間:2019年6月6日(木)~9月10日(火)

1960年代末、急激な社会変化をむかえるサウジアラビア西部のオアシスで、文化人類学者の片倉もとこ(1937〜2013)は、当時ほとんど不可能と思われた長期調査を実施。「みられる私」ではなく「みる私」としての女性の姿に気づいた。片倉が現地で撮影した写真に、半世紀後に行なった最新の追跡調査の成果を交え、サウジアラビアの女性の生活の変遷をたどる。