ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

フィンセント・ファン・ゴッホ（1853〜1890）と日本の関わりを検証する、オランダのファン・ゴッホ美術館との本格的な国際共同プロジェクト。2013年からオランダと日本双方の研究者が共同研究を行ない、その成果として両国で展覧会が構成された。ファン・ゴッホが収集していた浮世絵や文献、浮世絵版画を題材に描いた油彩画などを紹介し、日本美術から学び、創り出した独自のイメージについてさまざまな側面から検証。日本巡回展では「日本人のファン・ゴッホ巡礼」と題し、ゴッホ兄弟が眠るオーヴェールの地を訪れた日本人の名が記された芳名録3冊を日本初公開し、1920年代を中心とする小説家、画家、美術史家らによるオーヴェール巡礼について紹介する。京都展では、4階コレクションギャラリーで、ほぼ実寸大のレプリカ「ゴッホの寝室」を展示する「森村泰昌、ゴッホの部屋を訪れる」を同時開催。【公式サイト】