アート&デザインの大茶会マルセル・ワンダース、須藤玲子、ミヤケマイ

大分市 大分県立美術館 TEL.097-533-4500

開催期間:2018年6月15日(金)~7月22日(日)

「おおいた大茶会」をテーマに開催される第33回国民文化祭・おおいた2018、第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会を記念し、大分県立美術館の開館当初より親しまれているアトリウム展示を手がけた3人の作家によるインスタレーションに特化した展覧会。オランダ・アムステルダムを拠点に世界で活躍するプロダクト&インテリアデザイナー、アートディレクターのマルセル・ワンダース(1963〜)は、過去27年間の仕事のなかから、アレッシィ(イタリアの食器メーカー)、サイベックス(ドイツのベビーカーメーカー)、コーセー(日本の化粧品メーカー)などとコラボレーションした商品や、最新の映像作品《Virtual Interiors》を展示。日本を代表するテキスタイルデザイナー須藤玲子(1953〜)は、これまでワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ舞台美術センター(2008年)、パリのギメ東洋美術館(2014年)、六本木の国立新美術館(2018年)で発表してきた、フランスの展示デザイナー、アドリアン・ガルデールとのコラボレーションによる約80匹のこいのぼりを、ダイナミックに泳ぎ回らせる。骨董、工芸、現代アート、デザインなど既存のジャンルを超えた制作を続けてきたミヤケマイは、大型のインスタレーション作品、現代の大茶室を発表。